ご挨拶
理事長ご挨拶
昭和28年6月1日に組合立国保成東病院として開院した当院は、病院組合解散に伴い山武市が単独で設立団体となって、平成22年4月1日に全国初の新設型地方独立行政法人「さんむ医療センター」として新たに船出しました。
しかしながら、病院建物は築50年以上を経過して老朽化が進んだため、近隣に土地を求め令和4年9月より新病院の建築が始まり令和6年6月15日竣工、9月24日より診療開始となりました。
新病院は山武杉を基調としています。来院された皆様には広くて明るい空間の中で、緑を見ながら温もりをも感じて頂けるのではないかと思います。入院療養環境も患者一人当たりのスペースを十分に確保し、一人一人に窓とエアコンが整備された快適な療養環境となっております。また、災害時には皆様の安全な避難所としての設備や機能も備えております。
当院は在宅療養支援病院として、急性期医療から回復期医療・緩和医療・在宅医療(訪問診療・訪問看護)を提供してきましたが、新病院では新たに山武市成東地域包括支援センターが併設されることから、介護も含め住民の皆様にさらに密着した「地域包括医療・ケア」をシームレスに提供してまいります。また、山武・長生・夷隅二次医療圏における「がん診療病院」として、がん医療・ケアを充実させてまいります。
「地域の未来を拓く」をスローガンに、住民の皆様が安心して暮らせる街を目指し、住みたい街となるように、これからも行政と一緒になって街づくりに貢献してまいります。
地方独立行政法人さんむ医療センター
理事長 坂本 昭雄
院長ご挨拶
地域の皆様のご理解をいただき、令和4年9月に着工いたしました新病院は、順調に建設工事が進み、令和6年6月に予定通り竣工し、9月24日より新病院での診療を開始することができました。
地上4階建て、免震構造の堅牢でスタイリッシュな病院は、1階に外来機能を集中させ、2階に手術室、事務管理部門、医局、リハビリ庭園を含む回復期リハビリ病棟、3階に一般入院病棟、4階に緩和ケア病棟、地域包括ケア病棟を配しております。広めに設計された病室は多床部屋にもベッド1つ1つに窓が配置され自然の明るさを保てるようになっています。
その他にも新病院ではご利用者の皆様に様々なアメニティを提供できる工夫がされていますが、新しい現場で働く私たちも心機一転し、地域の急性期医療~在宅医療まで幅広く提供できる体制を整備し、患者様に信頼される地域の中核病院として、真のコミュニティ・ホスピタルの実現を目指してまいります。
地方独立行政法人さんむ医療センター
院長 篠原 靖志
名誉院長のご紹介
地方独立行政法人さんむ医療センター
名誉院長 山﨑 純一
略歴
- 昭和51年3月
- 東邦大学医学部卒業
- 昭和56年7月
- 米国ノースカロライナ大学留学
- 平成10年1月
- 東邦大学医学部内科学第一講座 教授就任
- 平成15年7月
- 東邦大学 理事就任
- 平成18年7月
- 東邦大学医療センター大森病院 院長就任
- 平成24年7月
- 東邦大学 学長就任
- 平成30年6月
- 東邦大学 学長退任
- 平成30年7月
- さんむ医療センター 名誉院長就任
認定医・専門医
- 日本内科学会認定医
- 日本循環器学会専門医