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さんむ医療センターからのお知らせ

第11回九十九里緩和医療セミナーを開催しました。

1月18日、さんむ医療センター南棟6階にて九十九里緩和医療セミナーを開催いたしました。今回は、在宅療養支援楓の風グループの代表小室孝之先生を講師にお迎えし、「持続可能な在宅ホスピス体制」についてお話ししていただきました。

最近患者様の療養を支える仕組みとして、他職種連携という言葉がよく使われるようになってきています。医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャー、ヘルパー等、医療や介護の様々な職種が連携することで、患者様に最適なケアを提供していくというものです。しかしながら、それぞれの職種が違う病院や事業所に所属しているため、連携をとるためには様々な障壁があることも事実です。

小室先生が代表を務める「楓の風」では、訪問看護ステーション、在宅療養支援診療所、総合相談部(居宅介護支援事業所)、デイホスピス、メディカルショートステイ等のサービスをワンフロアに設置、そこで働くスタッフが一体となり、患者様のニーズに迅速に対応されているとの事です。(チームの一体化の実現)

病気を抱えながら自宅で生活しようと考えた時、患者家族は多くの問題や不安に直面することになります。—どんなサービスが受けられるのか?どこに相談すれば良いのか?本当に自宅で療養生活を送ることができるのか?悩んでいる間に、残されている貴重な時間がどんどん経過してしまうこともあるかもしれません。

「楓の風」では相談窓口を一本化し、そこで患者様のさまざまな不安を受け止め(ワンストップ)、そこから必要なサービスへと導きながら、患者様らしく在宅生活が送れるようにスタッフの方々が一緒に考えサポートしてくださるとの事です。 窓口の一本化とサービスの一体化により、相談数、サービスの導入数が増加し、結果として在宅看取り率の向上につながったとのお話もありました。

山武地域では患者様を支える資源(往診医、訪問看護ステーションなど)が量的に不足しているという問題もあり、在宅療養を望まれる患者様を支える体制作りはまだまだ発展途上過程であります。だからこそ地域が一体となって体制作りに取り組んでいく必要があるのだと強く思いました。

今回お忙しい中お時間を割いてくださった小室先生ありがとうございました。
またご協力をいただいた医師会様、山武健康福祉センター様、ご参加いただいたたくさんの方々に感謝いたします。

(参加者: 医師4名、看護師27名、栄養士1名、歯科医師2名、歯科衛生士1名、薬剤師6名、ケアマネジャー2名、市役所職員3名、病院事務員9名、一般市民4名、ソーシャルワーカー1名 計60名)